【経営支援・人事支援】 介護施設での採用支援、会議体整備、経営管理体制の整備、 入院削減・稼働率向上支援等

地方エリアで複数の特養等を運営する社会福祉法人。
人材確保ができずフロアの一部を閉鎖、また中堅職員の退職による組織マネジメントの課題や、稼働率の維持・向上に関する問題を抱えていた。 

支援内容:採用・人事支援

  • 組織課題・業務管理の現状ヒアリング・課題分析
  • 採用広報・直接採用施策の整備と採用活動の実行支援
  • 職務権限、意思決定、経営指標に基づく会議運営の整備
  • 管理職に対するマネジメント研修の実施
  • 目標管理・評価制度の構築と運用支援

支援内容:稼働向上支援

  • 入所受入れ基準の明確化、運用フローの整備
  • 入院・退院調整含めたベッドコントロールの仕組みの整備   
  • 医療対応向上のための研修体系の整備と実施支援

まず先立つ人材確保を実現した上で、管理職層のマネジメント支援、会議体および経営管理の仕組み整備、稼働向上施策と、順を追って中長期的な支援を実施。

支援の結果

採用支援では、魅力・訴求ポイントを明確化し採用ホームページおよび広報資材を整備。職員紹介や見学説明会の定例開催など直接採用施策も整備の上、地域機関、養成校への募集活動も支援。結果、1年間で30名を超える応募・採用を実現し、全フロアオープンを実現。

採用支援実施後は、管理職育成およびマネジメント体制の課題に着手。
組織・職務権限等、規程の全般整備、会議体の整備、月次の運営会議における経営数値の予実管理等の仕組みを整備。今後は目標管理制度の整備・運用が課題。

またこの過程で、外部入院による稼働率低下が課題として浮上。
医療依存度が高い利用者の受入れと、医療対応向上による入院削減、退院調整含めたベッドコントロール体制の整備について支援を実施し、稼働率は一定の改善がみられる。
今後は地域の医療機関との連携体制強化、施設での医療対応・リハビリ機能の強化などの課題につき、継続支援中。